意欲のある生徒に基礎学力向上の支援を。
AI教材atama+を活用した高大接続プログラム
私たちの想い
2021年にそれまでのAO選抜が総合型選抜と名前を変えました。実施大学も年々増加しており、2023年入学者を対象にした入試では、私立大学の92.4%が実施し、学校推薦型選抜と合わせると入学者の58.7%がいわゆる年内入試で入学していることとなります*。
学力の3要素に加え、意欲や人物を多面的に評価する総合型選抜の制度が広がることで、多様な学生が貴学で学び、社会に出て活躍できるのではないでしょうか。
高等教育での専門知識と豊かな人間性を持った多くの学生が貴学を卒業し、社会をより良いものにしていくための支援に、atama plusも全力で取り組んでいきます。
*文部科学省「令和5年度国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況の概要」より
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2020/1414952_00005.htm
基礎単元を履修ではなく「修得」するための高大接続プログラム
大学での活用
新しい高大接続と入試の在り方を考える共同研究会
ご活用いただいている大学
プログラム開発の想い
立命館大学様
入学センター事務部長
熊谷様
従来の入試では、履修科目や評定平均値などでの出願資格があり、高校の選択や文理選択などの後に、本当にやりたいこと、大学、社会においても学びつづけ、課題解決に貢献していきたいという強い意欲やビジョンを持っても、受験機会が得られないという現状があったと思います。
一般選抜と異なる総合型選抜では、学部で学び続ける最低限の基礎学力を教科、科目だけでなく単元レベルで示すことができないかとも考えていました。
そこで、AI教材『atama+』を活用したUNITE Programを企画・導入しました。このプログラムは、多様な学習背景を持つ生徒にも平等な受験機会を提供します。
商業高校や国際バカロレア(IB)、海外からの出願もあり、全国から多様な学生が挑戦しています。
AIを活用することで、受験生の学習行動、努力のプロセスが可視化され、子どもたちの知的好奇心や学習行動というのは、想像以上に大きな可能性を秘めていることも分かりました。
また単元レベルの基礎学力が客観的に担保できることに加えて、よりよい学習行動を促せるということも良い点だと思います。
これから世の中の情勢がどうなるかわからない時代の中で、不安と対峙しながらもコツコツ努力できる能力というのが、子どもたちにとっては大事なファクターになると思います。そうした子どもたちを育てていくための、高大接続の一つの入試形態のあり方を提示できたのではないかと思っています。